どうも、こんにちは。ひさもとです。
あなたがもし早稲田大学が第一志望で、国語数学英語日本史(もしくは世界史・地理)、現代社会、生物(化学・物理)みたいな5教科7科目を勉強していたのなら、悪いことは言いません。
早く受験に必要な3科目だけに絞って、勉強してください。
今回は、なぜ早稲田大学を第一志望の人は、3科目に絞るべきか。その理由について書いていきます。
早大志望の受験生は3科目に絞るべき2つの理由
競争相手がめっちゃ強い
まず1つ目の理由が、競争相手がめっちゃ強いという理由です。
あなたが受験する早稲田大学。その競争相手ってどういう人をイメージしますか?
答えは、東大・京大・一橋大・東工大志望の人と3科目に特化した人です。うーん、めちゃくちゃ強敵。
競争相手
①東大、京大、一橋大、東工大志望の受験生(すべりどめ)
②3科目に特化した人
あなたが東大・京大・一橋大・東工大のいずれかが第一志望で、すべり止めで早稲田大学を受験するなら、5教科7科目を勉強するという戦略は正しいでしょう。そして、おそらく早稲田大学にも合格できます。
一方、あなたが早稲田大学が第一志望なのに、5教科7科目を勉強している場合、この競争相手に勝てるのでしょうか?
ここ非常に重要なので、よく考えてみてください。
もし5教科7科目を万遍なく勉強して、この競争相手に勝てるのであれば、早稲田大学ではなく、東大・京大・一橋大・東工大へ進学することをお勧めします。もし勝てるのであれば、あなたは東大・京大・一橋大・東工大に合格できます。
でも、違いますよね。勝てないですよね。
3科目に絞って勉強している人も馬鹿ではありません。5教科7科目万遍なく勉強したら、筑波大や千葉大、横国、広島大に合格できるレベルの人が3科目に絞って勉強しているのです。
そのくらいの知的体力と精神力がある人達が3科目に絞って勉強している一方で、あなたは5科目7教科を万遍なく勉強していて、そういう人たちに勝てる道理がないですよね。
悪いことは言いません。3科目に絞りましょう。3科目に絞れば、土俵に上がれます。
勉強時間約4,000時間を3科目に集中させる
ちょっと話が逸れるのですが、経営学に「選択と集中」という言葉があります。
これは、多角化が進展している企業において、自社の得意な事業領域を明確にし、経営資源を集中的に投下する戦略のことなのですが、受験生においても同じようなことが言えます。
自分が受験勉強に割ける時間は有限です。限りがあります。
例えば高校1年生の春から受験勉強を始めたとして、1日3時間365日勉強したとします。
3年間で受験勉強に割けられる時間は、約3,000時間です。
この限られた約3,000時間をどこに投下するか。どの科目にどのくらい時間を割くかという視点が非常に大事なわけですね。
そして、受験に使わない科目を勉強するということは、受験科目を勉強する時間を減らしている行為なわけなんです。
大事なことなので繰り返しますよ。
第1志望が早稲田大学ということなら、限りのある受験勉強の時間を3科目に絞りましょう。それがあなたの合格確立を少しでも高くする最善の方法です。
そもそも早稲田大学に合格するために必要な勉強時間ってどのくらいなの?
そもそも、早稲田大学に合格するための勉強時間ってどのくらい必要なのでしょうか。
2013年のデータで古いのですが、東進が面白い調査をしていたので引用します。
この調査の結果、早稲田大学を含む難関大を現役で合格した人の平均総学習時間は4,218時間らしいです。
しかも、この総学習時間は学校の勉強時間を含んでいません。つまり、学校外で4,000時間を超える時間を作って、勉強しなければならないということになります。
この難関大には早稲田大学より難易度が高い東大や一橋大、東工大などが含んでいますので、総学習時間はそれより少なくても良いと思いますが、それでも3,500~4,000時間は時間を作って受験勉強に投下しないといけないと思います。
私は高3の夏まで5教科7科目を勉強していたので、多分4,000~5,000時間くらい受験勉強に費やしていたと思います。無駄に勉強していたあの時(遠い目)
高3の夏に科目を絞るという選択をして、今でも本当に正解だったなと思います。
それと同時にもっと早く受験科目を絞るべきだったなと後悔もしています。
早稲田大学を第1志望にしている方が、これを読んで後悔が少ない選択肢を選べればいいなと思います。
参考文献
Toshin.com「難関大現役合格者 学校以外での勉強時間平均6時間2分!!」から引用(2020年1月18日閲覧)
何に絞って勉強すれば良いですか?
法学部に入りたいです。
[…] 【早稲田大学】早大志望の受験生は3科目に絞るべき2つの理由 […]