東都大学野球1部・4年生の進路を見て思ったこと
今朝のサンケイスポーツに東都大学野球1部の4年生の進路が掲載されていました。
あの社会人チームにあの選手が入ったのかとか、良い選手だったのに大学で野球を辞めちゃうんだ、などなど色々と見ていて思ったことがありましたので、ここで記しておこうと思います。
國學院大學
吉村貢司郎→東芝
2019年シーズンの國學院大學の先発2本柱の一人、吉村貢司郎投手。4年春シーズンは防御率0.93で、東洋大の村上投手に次ぐリーグ2位を記録。
投球フォーム・投球スタイルは國學院大學の先輩である清水昇投手(現ヤクルト)に似ており、小さいテイクバックから140~140中盤のストレート、スライダーを内外に丁寧に投げ分けていくスタイルです。
吉村投手が入る東芝は、エース岡野投手が2019年ドラフトで中日から指名を受け、来年から抜けるので、東芝は良い補強をしたなと思います。
怪我がなければ1年目から主戦力として戦えると思うので、来年の活躍が楽しみです!
伊藤雅人
國學院大學の天才打者、伊藤雅人選手。1年春から國學院大學のレギュラーを獲得し、通算で71安打、ベストナインも2回獲得している選手です。
彼のバッティングフォームが好きなんです。
硬式野球部は大学で終わるらしいので、本当に残念です。どこかで続けてほしいなあ。
亜細亜大学
山本卓弥 HONDA熊本
個人的に、来年HONDA熊本が熱いです。
一つ目の理由は、HONDA鈴鹿から柳沢投手が移籍するからです。HONDA鈴鹿ではなかなか出場機会に恵まれなかったですが、140中盤のスピードボールを投げられるパワーアームです。
来年、HONDA熊本で出場機会が増えるんじゃないかなと思います。
そして二つ目が山本選手が入るからです。シェアのバッティングと脚が売りで、亜大の中軸をずっと打っていた選手です。HONDA熊本にこのクラスの選手が入るのはなかなかないと思います。
1年目から上位打線を打つことを期待します!
東洋大学
小峰聡志 パナソニック
今年のパナソニックの試合は本当につまらなかったです。
2試合くらい見たのですが、全く印象に残らなかったです。
そんなチームに秋のベストナイン選手の小峰選手が入りました。ホームランも打てて、脚も使える選手です。
チームにスピードとパワーを与えてくれることを期待します。
駒沢大学
上野翔太朗 →三菱日立パワーシステムズ
高校野球ファンには言わずとしれた名投手。キレキレのストレートに心をつかまれた人は多いはず。
私もその一人です。
駒大に進学後、なかなか伸び悩んでいましたが、4年秋に活躍し、社会人野球の強豪MHPS(三菱日立パワーシステムズ)へ進むみたいです。
4年秋の一部・二部入れ替え戦の2戦目では、ロースコアの展開で完封し、駒沢大学の一部残留に大きく貢献しました。
MHPSは今年、浜屋投手がドラフト2位で西武に指名されましたが、まだ大野投手(専修大)や伊藤投手(中央大)、本田投手が在籍しており、投手層は厚いです。
始めは中継ぎからスタートでしょうか。上野投手の文キレストレートで活躍する姿がまた見たいですね。
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