はじめに
どうも、こんにちは。ひさもとです。今回は、打てる打者の共通項というテーマで書いていきます。
実は私、365日中40日くらい球場で過ごしているんです。アホですよね。そんな生活をしているので、多くの打者を見ているのですが。
見ていると打てる打者は3つの共通点があることに気づきました。(当然、私が知らないだけで、もっと違う共通点はあると思いますが、今回は私が知っている3つを紹介します)それが以下の3つです。
②始動した時に「割れ」が出来ている
③スイングスピードが速い
これだけだと何のことか分からないと思います。ですので、それぞれ説明していきたいと思います。
トップの時にヘッドが立っているか
ヘッドとは何か
最初の打てる打者の共通項が、トップの時にヘッドが立っていることです。
その前にまず、ヘッドの説明からしていきます。ヘッドとはバットの先端のことです。バットの頭の部分だからヘッドと呼ばれているんですね。
このヘッドが、トップの時に立っていればいいわけなんです。
トップとは何か
じゃあ次にトップとは何かについて話していきます。トップは略称で、正式にはトップオブザスイングって名称です。スイングの頂点ってことですね。
では、動画で確認して見ましょう。下の動画でトップのフェーズってどこでしょうか。
正解は、下の画像のフェーズです。 ポイントはグリップの位置が一番高いところを探すとこです。 そこがスイングのトップです。
ヘッドが立っているとは何か
トップのフェーズとヘッドが分かりました。では本題に入ります。トップの時に、ヘッドが立っているとはどういうことでしょうか。
答えは、トップの時に打者を投手側・横側の両面から見たときに、バットのヘッドが45度前後になっている状態のことです。
トップとは何かで用いた画像でも、ヘッドが45度前後になっていることが分かると思います。
ヘッドが45度になることで、インサイドアウトスイングが出来るようになります。インサイドアウトスイングが出来るようになることで、インコースにも対応できるようになります。
始動した時に「割れ」が出来ている
「割れ」とは何か
打てる打者の共通項の2点目は「割れ」が出来ていることです。よく解説者が「間の取り方が上手い」という表現しますよね。あれ、「割れが出来ている」ということと同じことを言っています。
また「肩の開きが早い」という表現もよく聞くと思うのですが、これも「割れ」が出来ていないということの別表現です。
とどのつまり「割れ」とは何なの?と思われると思うので、「割れ」の説明をしていきます。
「割れ」を見るフェーズは下の画像の場面です。踏み込み脚(この画像の場合、左足)が地面に接地し、スイングが始まっている場面です。
注目するのは腰と肩です。腰が投手方向に動き始めている一方で、肩(左肩)はまだ投手方向へ向き始めていないのが分かると思います。
この腰と肩の捻じれこそ、「割れ」と呼ばれる野球の重要なフェーズです。
「割れ」が出来ることにより、直球・変化球両方に対応できるようになります。また「割れ」によりボールにより強いインパクトをかけることが出来るようになるのです。
スイングスピードが速い
打てる打者の共通項の3つ目がスイングスピードが速いことです。これは分かりやすいですよね。ここではスイングスピードが速い打者を何人か見ていきましょう。
鈴木誠也
まずは広島カープの鈴木誠也選手。いや、速い。速過ぎてスイングが見えない。このくらいスイングスピードが速いと打球速度も相対的に速くなるんだろうなと思います。
中山翔太
2人目として紹介するのが、2018年のヤクルトにドラフト2位で指名された中山翔太選手です。彼もめちゃくちゃ速いです。1年目から1軍で5ホーマー打っていますので、覚えておいて損はないです。
ヨ―ダン・アルバレス
ヒューストン・アストロズの超新星、ヨ―ダン・アルバレス選手。彼も人が当たったら骨が粉々になりそうなスイングをしています。彼も鈴木誠也と同様にラインドライブ系の打球で飛んでいきます。今年のア・リーグのROY(最優秀新人選手賞)候補筆頭の選手ですね。
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