亜大 v.s 國學院大(2019.0501)

どうもひさもとです。久々に東都大学リーグを観に行きました。やっぱり、観客が少なくてレベルが高い東都リーグは最高だなと思いました。今春の東都リーグのスローガンがかっこいいのでちょっと紹介します。

平成最後の戦いと新しい時代の幕開け

30年間慣れ親しんだ平成という時代から、令和という新しい時代へ。元号の転換期に行われる大学生だちの試合をぜひ見てほしいです。

神宮球場

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気温が20度を超えると半袖でも良いですね。午前中は日差しも出ていたので、半袖でも暑いくらいでした。

スタメン

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亜大はエース内間投手。國學院大は好調の吉村投手を先発に持ってきました。

内間拓馬(投手 亜大③)

亜大のエース、内間拓馬投手。今日は8回を投げ、被安打5、奪三振5、四死球3、自責点1の上々の内容でした。今日の投球で負け投手になるのは可愛そうですね。

内間投手は、投球が上手いんですよね。クイックで投げたり、かと思えば長く持ったり、投球モーションに入ってからもピッチング間隔を変えられる点に上手さを感じました。大きなカーブで打者の間をズラすといった場面もありました。ストレートも140前半~140中盤を刻み、この日のMAXは147km/hでした。

来年のドラフト候補ですね。

矢野雅哉(遊撃手 亜大③)

矢野選手の長所はなんと言っても強肩という所です。遠投125mという化け物ぷりです。今日も逆シングルからその強肩ぶりを遺憾なく発揮していました。本気で今宮選手に見えました。脚も速い部類に入ると思います。

矢野選手の課題は東都通算打率.177の打撃です。昨年まではぎりぎりまでバットを短く持って、如何にも小兵がやりそうなスケールの小さいスイングをしていました。

今年はバットを長く持って、バットを揺ら揺らさせる予備動作も大きくしました。その結果として、投手との間の取り方がかなり良くなったと思います。なかなかお目にかかれない強肩ですし、バッティングも良くなってきたので来年のドラフト戦線に入ってきたと思います。

ただバッティングは、もう少しインパクト時にへそが投手方向へ向いて強いスイングをするなど課題が残っていると思いますね。

田中幹也(二塁手 亜大①)

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東海大菅生時代はその広い守備範囲と俊足で忍者っぷりで有名になった田中幹也選手。1年生から亜大のスタメンとは本当に凄いです!前述の矢野選手との二遊間は守備の堅さとロマンで溢れてます。

もう少しバッティングに力強さが出てくればいいなあと思いますが、彼の今後の成長が本当に楽しみです。

小川龍成(遊撃手 國學院大③)

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小川選手も守備が上手いんですよね。守備範囲も広いですし、ハンドリングも軽妙なんですよね。駒沢大の新田選手といい、東洋大の小川翔平選手といい、東都1部は本当にショートストップの守備が上手い選手が多いです。

来年のドラフトをイメージした時、下位ならアリだなと思いました。プロでのイメージとしては、西浦選手(ヤクルト)や柴田選手(DeNA)みたいなバイプレーヤーでしょうか。

吉村貢司郎(投手 国学院大④)

昨年まで國學院大のエースだった清水投手(現ヤクルト)に似た、テイクバックが見えにくいフォームから、140前後のストレートとスライダーを制球よく投げていました。

吉村投手の一番の良さは、フィールディングが良いところですね。フィールディングが良い投手は良い投手という持論があるんです。9人目の野手として、センターラインの中心に守備が良い選手がいたら強いですよね?吉村投手は、バント処理も落ち着いて捌いていましたし、ピッチャーライナーの反応もとても速くて良かったです。

積んでいるエンジンが小さいので社会人だと思いますが、今後の活躍してほしい選手です。

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