2019年のドラフト候補、佐藤都志也(東洋大・捕手)

こんにちは!今日は東洋大のphenom(天才)こと、佐藤都志也選手を紹介していきます。

基本情報

佐藤都志也(東洋大④)

身長 : 180 体重 : 77 投打/右左 出身校 : 聖光学院

2年春に一塁手としてレギュラーを掴むと、そのシーズンにリーグの首位打者を獲得。3年生からは捕手に転向し、リーグ連覇に貢献しました。大学通算88安打を記録している東都のヒットメーカーです。

 

20-80スケールで見た佐藤都志也選手

今回は佐藤都志也選手を「20-80スケール(図1)」で評価します。

(図1)20-80スケール

この「20-80スケール」では50をNPBの平均、20を最低、80を最高とし10ごとに区切った7段階に、ハーフグレードと呼ばれる45と55を加えた9段階で評価しています。(例えば走力が70なら、NPBの中に入れても非常に優れた走塁能力の持ち主という評価になります)

更に知りたい方は「20-80スケールを使ったスカウティング的観戦のすすめ」が分かりやすいのでおすすめです!

それでは佐藤都志也選手の能力を見ていきましょう。佐藤選手の「20-80スケール」が下の(図2)になります。NPB平均が赤、佐藤都志也選手が青です。私の評価は打撃60、パワー55、走力60、肩55、守備40、全体55です。

リーグ通算打率.319、通算本塁打数7の打撃は言わずもがなですが、私が一番彼を評価しているところは脚の速さです。3塁到達タイムが11秒台とプロでもトップクラスです。走るフォームがかっこいいんですよね。

また肩も2塁送球タイムが2秒切るなど、プロの平均以上をマークしています。実は打撃技術を兼ね備えたアスリート選手なんですよね。

昨年はパスボールをするシーンをよく見かけ、スローイングの精度も低かったですが、今季から課題の守備も向上したように見えます。

ブロッキング、フレーミングは間違いなく向上したため、プロでも捕手として活躍できると思います。

プロでの活躍を期待しています。

(図2)

 

佐藤都志也選手のメカニクス

ここでは佐藤都志也選手のメカニクスについて見ていきます。

メカニクスについては「打てる打者の3つの共通項」で詳しく書いてありますので、お時間があるときにどうぞ!

①トップの時、バットのヘッドが立っていて良いですね。ヘッドが立つことでインサイドアウトスイングが出来るようになります。

 

②スイングが始まっていて、左股関節が内旋が始まっているフェーズです。右肩が開いていないのが良いですね。この腰を肩の捻じれを「割れ」と言います。

「割れ」のフェーズがあると、インパクトにより力を伝えられるようになります。

 

③インパクトの時、へそを投手へ向かせることが出来ています。へそをインパクトの時にどのくらい投手方向へ向かせられるかは、インパクト時にボールへ力をどのくらい伝えられるかで重要です

東都のヒットメーカーとして活躍する理由が分かる気がします。

動画

通算成績

佐藤都志也試合打席打数得点安打二塁三塁本塁塁打打点盗塁犠打飛四死球三振打率長打率出塁率OPS
2016春322000000000000.0000.0000.0000.000
2016秋000000000000000.0000.0000.0000.000
2017春10372971421121601730.4830.7240.5681.292
2017秋14615591930125723370.3450.4550.3610.815
2018春146053719114341120750.3580.6420.4331.075
2018秋13
56
50
6
11
1
0
0
12
2
0
1
5
7
0.220
0.240
0.286
0.526
2019春14
61
49
6
15
5
0
1
23
3
3
2
10
5
0.306
0.469
0.410
0.879
2019秋10
44
38
3
10
1
0
0
11
8
4
1
5
4
0.263
0.289
0.341
0.630
通算78
321
276
38
88
13
2
7
126
37
11
8
37
31
0.319
0.457

0.389

0.846

 

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