ペリン・ビュフォードと島根の4年間を辿る
2020-21シーズン
島根:28勝32敗(勝率.467) 西地区5位
前年度11勝30敗、西地区6位だった島根。
そんなドアマットチームに、デモン・ブルックス選手、リード・トラビス選手、ウィリアムス・ニカ選手とともにペリン・ビュフォード選手が加入する。
1年目は主にベンチから出場し、チームの流れを変えるシックスマンとして、平均14.8得点・6.7リバウンド・4.3アシストをマークした。
チームは前年度11勝から大きく勝ち星を積み上げ28勝を記録。チームの躍進に大きく貢献した。
2021-22シーズン
島根:40勝15敗(勝率.727)西地区2位 CSセミファイナル敗退
この年、チームは前年度MVPの金丸晃輔選手を筆頭に、A東京から安藤誓哉選手、オーストラリア代表ビッグマンであるニック・ケイ選手を獲得。
大型補強に成功した。
ビュフォード選手はというと、背番号を7から2へ変更した。
この年、ビュフォード選手は大きく飛躍を遂げるシーズンとなる。
トラビス選手の怪我などもあり、シーズン途中からスタメンに定着。
50試合に出場し、前年度の成績を大きく上回る平均19.8得点・7.8リバウンド・6.0アシストをマーク。
チームはクラブ初となるチャンピオンシップに出場を果たした。
2022-23シーズン
島根:48勝12敗(勝率.800) 西地区2位 CSクォーターファイナル敗退
ビュフォード選手、ニック・ケイ選手、トラビス選手の外国籍選手は入れ替えず挑んだビュフォード選手3シーズン目。
この年、ビュフォード選手は自己ベストのシーズンを送ることになる。
月間MVPはこの年3度受賞。
シーズントリプルダブル10回達成は歴代1位(ちなみに2位は2023-24シーズン、ビュフォード選手が達成した9回)
シーズン平均22.4得点・9.5リバウンド・7.9アシスト・1.5スティール、FG%:47.2%・3P%:35.1%・FT:77.9%を記録。
自身初の得点王とベスト5を受賞した。
またこの年のビュフォード選手はクラッチタイムに無類の強さを発揮。
動画とともに、ビュフォード選手のクラッチタイムのプレーを振り返りたい。
Clutch of P
2022年12月11日 千葉戦
「これは半端ない、、!!」
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) December 11, 2022
同点で迎えた最終クォーターのラストプレー。@susanoo_m #Bリーグ pic.twitter.com/RrcrMYYrcY
2023年2月4日 北海道戦
“残り1.2秒・2点ビハインド”
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) February 4, 2023
ラストプレーを任されたのはこの男🔥@susanoo_m
#Bリーグ pic.twitter.com/6OCJwm6NIA
2023年4月1日 群馬戦
衝撃の22.7秒。。。@susanoo_m #Bリーグ pic.twitter.com/tVyH8fKex3
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) April 1, 2023
2023年4月9日、広島戦
【絶句】もはや凄いとしか言いようがないブザービーター。。。@susanoo_m #Bリーグ pic.twitter.com/1bUQNI1whu
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) April 9, 2023
この年、チームが記録した48勝はクラブ記録。
ニカ選手の怪我などもあり、チームはCSクォーターファイナルで敗れたが、間違いなくリーグでも指折りのチームだった。
2023-24シーズン
島根:32勝28敗(勝率.533) 西地区4位
ビュフォード選手、4シーズン目。
ビュフォード選手、安藤選手、ニック・ケイ選手のビッグ3の負担が高まる中、リーダーとしてチームをけん引。
自身2度目の得点王とベスト5を受賞した。
残念ながらチームは終盤失速し、CS出場を逃したが、ビュフォード選手自身は素晴らしいパフォーマンスだったと思う。
あとがき
Thank you, P!!!
今後、島根のクラブの歴史を振り返るとき、間違いなくビュフォード選手抜きには語れないでしょう。
ビュフォード選手が来てから、スサマジの試合は真のエンターテインメントになった。そんな気さえしています。
島根に色鮮やかな時間をくれてありがとう。
Go for it!!
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