A東京のボックスセット(応用)
今回は私が試合を見ていて感動したセットプレーを紹介したい。
今回紹介するセットプレーは、アルバルク東京(以下A東京)がやったボックスセットの応用プレーだ。
![](https://i2.wp.com/susatama.com/wp-content/uploads/2020/07/cc9aba747f1bb1bede3ab9d647d484c5-300x239.png?resize=300%2C239&ssl=1)
このボックスセットは、スクリーンが多用できるメリットがある一方で、PGの選手がハンドリング力があり、冷静に状況判断ができることやボックスに入る4人のうち、1人は高確率でアウトサイドシュートが決めれることが求められるセットプレーである。
では、実際にA東京のボックスセットを見ていこう。
トップのPGには笹川選手。両エルボーには、シューターである安藤周人選手とザック・バランスキー選手を配置。
両サイドのローポストにはノンシューターであるセバスチャン・サイズ選手と平岩玄選手を置いた状態でこのセットは始まる。
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ローポストにいたセバスチャン・サイズ選手が背番号9番の安藤周人選手にアップスクリーン。
安藤周人選手はマークしている白濱選手のファイトオーバー気味のディフェンスを見て、スクリーンの上から左コーナーへカッティング。
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上の場面では、安藤周人選手がカッティングしてきたのを見て、島根のペリン・ビュフォード選手(右奥)がバンプして止めようとしている。
![](https://i2.wp.com/susatama.com/wp-content/uploads/2023/06/f108f71c28b33bf3b027b7b3847b48bc-1024x576.jpeg?resize=728%2C410&ssl=1)
それを見た安藤選手はもう一度右ウィングへ回るようにカッティング。
マークマンの白濱選手を巻き、オープン状況を作り出せている。
![](https://i1.wp.com/susatama.com/wp-content/uploads/2023/06/48aa71590564caa7c5b6ac8eadfee63e-1024x566.jpeg?resize=728%2C402&ssl=1)
結局ここでは島根がうまくローテーションをして防いでいたが、ボックスセットを使って上手くオープン状況を作れていたなと見ていて感じたセットプレーだった。
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