島根が連敗を2でストップ!三遠に快勝し、CSホーム開催に向けて前進!
RECAP
37勝12敗。
これが4月21日現在の島根スサノオマジックの勝敗数である。
強い、というのは言うまでもないが、負けた12敗も3連敗以上の大型連敗をしていないのが特長だ。
1カ月ぶりとなった松江開催。
島根は広島・群馬に敗れ、2連敗で戻ってきた。
しかし、今季の島根はここでズルズルといかないのが特長だ。
序盤、ペリン・ビュフォード選手やウィリアムス・ニカ選手の得点で流れをつかむと、そのままリードを広げていき、最終的に92-81で勝利した。
島根は連敗を2でストップ。ウィリアムス・ニカ選手はこの試合でシーズンハイとなる22得点をマークした。
今季も残り7試合とフィニッシュテープが見えている。
東地区3位の川崎ブレイブサンダースとチャンピオンシップのホーム開催試合を競うなか、本日の勝利で一歩前進した形となった。
次節、西地区1位の琉球と戦うが、何とか勝利をもぎ取り、ホーム開催試合を行う権利を勝ち取りたい。
戦術解説 1-3-1ゾーンプレス
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ここでは島根が4Qに取った1-3-1ゾーンプレスという戦術について解説したい。
島根はオンザコート2では2-3ゾーンを多用するので、1-3-1ゾーンはレアと言えますな。
画像を見るとビュフォード選手、ニック・ケア選手がいないため、1-3-1ゾーンはオンザコート1時のみの戦術と言えるだろう。
1-3-1ゾーンの長所は、トップからウィングエリアまでアウトサイドを幅広くカバーできる点とウィングやコーナーでダブルチームを仕掛けやすい点である。
逆に短所は、コーナーからのシュートを狙われやすい点やリバウンドが取りにくい点、スキップパスを用いられると、ゴール近辺に穴ができてしまう点が挙げられる。
この日も何度もリバウンドを取られるシーンが拝見され、まだまだ課題が多いディフェンスカバレッジだと感じた。
1-3-1ゾーンプレスはミドルマン(小阪選手のポジション)のポジションが鍵を握る。
サイズ、フィジカル、アジリティが優れるビュフォード選手が小阪選手と入れ替わるとこのディフェンス手法は上手くいくかもしれない。
Photo Garary
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