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B1昇格1年目勝率ランキング【B2チーム】
昔から圧倒的な勝率でB2を勝ち上がったチームでも、B1に昇格した1年目は苦労する。
「B1の壁」とでも呼びたくなるものがそこにはある。
今回はそんな「B1の壁」に阻まれながらも、勝ち星を積み重ねてきたB1昇格1年目の勝率チームトップ5を紹介する。
群馬クレインサンダーズ(2021-22) 勝率.455
25勝30敗 東地区7位
マイケル・パーカー、アキ・チェンバース、トレイ・ジョーンズ、ジャスティン・キーナン、五十嵐圭、八村阿蓮
現在B1昇格1年目でトップの勝率を誇っているのが、2021-22シーズンの群馬クレインサンダーズである。
オープンハウスを親会社に持つ群馬はその豊富な資金力をもとに、昇格時に五十嵐圭選手やアキ・チェンバース選手を補強。
B2上がりとは思えないほどのタレント陣で、B1上位陣に迫る勝率をマークした。
信州ブレイブウォリアーズ(2020-21) 勝率.370
20勝34敗 西地区7位
西山達哉、アンソニー・マクヘンリー、ウェイン・マーシャル、ジョシュ・ホーキンソン、栗原ルイス、小野龍猛
B1昇格1年目の勝率第2位は、2020-21シーズンの信州ブレイブウォリアーズだ。
この年の信州はB1昇格に貢献した前年度の主力選手をほとんど残して、B1に挑戦。
タレント選手はいなかったものの、リーグトップとなる1試合平均31.4本の3ポイントシュート試投数と相手に速攻を簡単に出させない堅い守備で、B1昇格1年目の勝率2位となる勝率.370をマークした。
ファイティングイーグルス名古屋(2022-23) 勝率.367
22勝38敗 西地区6位
ルーク・エヴァンス選手、アンドリュー・ランダル選手、ジェレミー・ジョーンズ選手、石川海斗選手、笹山貴哉選手、中村浩陸選手
日本代表にも選ばれたルーク・エヴァンス選手を中心に、B1昇格1年目で歴代3位となる勝率.367をマーク。22勝は歴代2位の勝ち星数である。
仙台89ERS(2022-23) 勝率.317
19勝41敗 東地区8位
ジャスティン・バーレル選手、ラショーン・トーマス選手、ネイサン・ブース選手、小林 遥太選手、渡部 琉選手、青木 保憲選手
Bリーグ初年度2016-17シーズン以来のB1昇格となった仙台。
名将藤田HCを中心に高い強度のディフェンス力を形成。
リーグを代表する選手不在の中、19勝を積み上げた。
茨城ロボッツ(2021-22) 勝率.296
16勝38敗 東地区10位
福澤晃平、平尾充庸、多嶋朝飛、エリック・ジェイコブセン、鶴巻啓太、チェハーレス・タプスコット
開幕から17試合を2勝15敗と最悪なスタートを切った茨城ロボッツだったが、終わってみれば16勝を挙げ、歴代4位となる勝率.296をマーク。
B2時代から所属している福澤晃平選手と平尾充庸選手のダブルガードはそれぞれ平均12.2得点・平均11.6得点を挙げ、チームの勝利に大きく貢献した。
秋田ノーザンハピネッツ(2018-19) 勝率.283
17勝43敗 東地区5位
中山拓哉、ジャスティン・キーナン、カディーム・コールビー、白濱僚祐、保岡龍斗
前年度、B2記録となる54勝をマークし、B1に再昇格を果たした秋田ノーザンハピネッツ。
この年平均2.4ブロックをマークし、ブロック王に輝いたカディーム・コールビー選手を中心に、中山拓哉選手や白濱僚祐選手らディフェンスの上手い選手を揃え、勝ち星を17勝まで積み上げた。
島根スサノオマジック(2019-20) 勝率.268
11勝30敗 西地区6位
ブライアン・クウェリ、ロバート・カーター、相馬卓弥、北川弘、阿部諒
2017-18シーズンに初のB1昇格となった島根スサノオマジックだが、B1の壁に阻まれ、1年で降格。
2019-20シーズンはB1再昇格となったシーズンだった。
日本人選手にタレントはおらず、ブライアン・クウェリ選手とロバート・カーター選手中心にチームを作ったが、B1の壁は高く、11勝しか勝ちを積み上げられなかった。
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