アルバルク東京、最新戦力分析【2021-22開幕前】
2021-22最新布陣
2021オフの動き
補強採点
東地区6位に沈んだアルバルク東京
昨シーズン、まさかの東地区6位で終了したアルバルク東京。
これまでB1で2度のチャンピオンシップ優勝を果たしている名門クラブにとって、昨季は不甲斐ないシーズンだったに違いない。
昨シーズンから外国籍選手のレギュレーションが変更され、外国籍選手の試合エントリーが1試合2名から3名に増員された。
帰化選手のいる強豪クラブはSFに外国籍選手がおける一方、帰化選手のビッグマンがいないアルバルク東京はSFに外国籍選手がおけず、結果戦力差の拡大につながり、順位の低迷に繋がった。
大補強を終え、捲土重来のシーズンへ
そんなアルバルク東京だが、今オフ大補強に成功した。
まず特筆すべき点は、強豪宇都宮ブレックスから帰化選手であるライアン・ロシター選手を獲得したことだろう。
ライアン・ロシター選手は、206cmのビッグマン。
帰化選手でありながら、サイズと機動力、そして高いスコアリング能力を持ち合わせたロシター選手の加入は、チームにとって大きな強みとなりそうだ。
また昨シーズン優勝した千葉ジェッツからは、チームの大黒柱だったセバスチャン・サイズ選手を獲得した。
セバスチャン・サイズ選手は、205cmの身長とリーグ屈指の運動量を持ち合わせたリーグトップクラスのビッグマン。
昨シーズンはチームトップとなる平均17.1得点・11.7リバウンドをマークし、チームの優勝に大きく貢献し、チャンピオンシップMVPを受賞した。
サイズ選手、ロシター選手、そしてカーク選手を合わせたフロントコート陣はリーグトップの布陣であり、昨シーズンの課題だったポジションが来季は強みに変わりそうだ。
安藤周人選手を獲得し、ウィングを強化
今オフ、昨季3&Dとして活躍した須田侑太郎選手がチームを退団した。
その代わりとして、チームに加入したのが安藤周人選手である。
安藤周人選手は、190cmのSG。
昨シーズンは名古屋ダイヤモンドドルフィンズでプレーし、平均8.9得点・2.3リバウンド・2.0アシストをマークした。
ディフェンス力は須田選手と比べてやや劣るが、得点力とプレーメイク力は安藤選手に軍配が上がる。
ウィングには日本代表の田中大貴選手と昨シーズン新人賞ベスト5を受賞した小酒部泰暉選手が在籍しており、ウィングの選手層もリーグトップクラスと言えそうだ。
正PGである安藤誓哉選手が退団。代わりに新外国籍選手のジョーダン・セオドア選手が加入!
今オフ退団する安藤誓哉選手の代わりに、アルバルク東京が獲得したのがジョーダン・セオドア選手である。
昨シーズンはロシアリーグのUNICSカザンに所属し、リーグ戦で1試合平均8.7得点5.5アシストを記録した。
セオドア選手は身長183cmと外国籍選手の中では非常に小柄だが、シュート・ハンドリング・パススキルとも高いスキルセットを持っており、またそれらを使いこなせる高いバスケIQを持った選手である。
今季のアルバルク東京は、セバスチャン・サイズ選手・ライアン・ロシター選手・安藤周人選手を獲得し、ウィング・インサイドともに大幅な補強に成功した。
セオドア選手なら、リーグトップの選手層となったウィング・インサイドの選手を上手く使いこなせるはずである。
入退団・再契約まとめ
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再契約
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