島根スサノオマジックvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ【プレビュー】
予想スタメン
島根スサノオマジック
PG:北川 弘選手
SG:阿部 諒選手
SF:杉浦 佑成選手
PF:デモン・ブルックス選手
C:ウィリアムス・ニカ選手
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
PG:齋藤拓実
SG:狩野祐介
SF:安藤周人
PF:ジェフ・エアーズ
C:ジャスティン・バーレル
プレビュー
10/10(土)・11(日)、島根スサノオマジックは名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦する。
今年の名古屋はB1屈指のオフェンス力を持っているチームである。
齋藤選手・小林選手・笹山選手のPG陣は、三名ともスピード力のあるPGであり、SGには長距離砲の狩野選手、185cmの長身でドライブが優れる木下選手、マルチな才能を持つ安藤選手を揃えている。
特に安藤周人選手は、長身ながらダンクシュートやドライブ、3ポイントシュート、プルアップジャンパーと様々なことができる選手であり、最大限の注意が必要だ。
フロントコート陣も優秀で、ジャスティン・バーレル選手とジェフ・エアーズ選手は両選手ともフィジカルが強く、非常に強力なインサイド陣だ。
島根はインサイドの要であるリード・トラビス選手が10/10(土)の試合に出場しないため、インサイドは名古屋ドルフィンズ有利で試合が進んでいくはずである。
アウトサイド・インサイドとも優れる名古屋を抑えることは難しく、島根が名古屋に勝つためにはリスクを取ったディフェンスが必要不可欠だ。
例えば、前節の滋賀がやったようなインサイドのダブルチームとローテ―ション、PnRはハードショー(ハードヘッジ)でプレッシャーをかけるなど攻めたディフェンスが必須になるだろう。
今日の試合では、鈴木HCがインサイド・アウトサイドどちらを重点的に守りに行かせるのか注目だ。
今度は名古屋ダイヤモンドドルフィンズのディフェンスの話だが、これに対しては攻める隙がある。
ジャスティン・バーレル選手・ジェフ・エアーズ選手とも、PnR(ピック&ロール)に対してコンテインをするのである。
コンテインとは、スクリーナーのディフェンスがゴール方向に下がって、ボールマンにドライブからの簡単なレイアップシュートを打たせない守り方である。
バーレル選手やエアーズ選手は積極的にアウトサイドに出ないため、ペイントエリアの外、いわゆるペリメーターでのプルアップジャンパーは名古屋相手の攻撃の突破口になるはずだ。
注目選手
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ:齋藤拓実選手
今シーズンから滋賀から名古屋Dへ移籍した斎藤拓実選手。
抜群のスピードとクリエイト力を持つリーグでも指折りのPGである。
名古屋Dのオフェンスのリズムを作るいわば「名古屋Dの心臓」であり、斎藤選手の出来は勝敗に大きく関わってくる。
島根は斎藤選手を乗せたら勝利はなく、如何にして斎藤選手にストレスを与え続けるかが重要になってくる。
前節の北海道戦ではターンオーバーが多かったこともあり、斎藤選手はそこを修正できるかも注目だ。
島根スサノオマジック:デモン・ブルックス選手
島根の注目選手は、デモン・ブルックス選手だ。
前節の滋賀戦では徹底マークを受け、良い活躍が出来なかっただけに、ホーム開幕戦でバウンスバックを果たしたい。
マークを受けるであろうジェフ・エアーズ選手はペリメーターレンジより外にあまり出て守らないため、ブルックス選手のアウトサイドシュートの出来は勝敗を左右するだろう。
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