アストロズのphenom(天才)、ヨ―ダン・アルバレス!

アストロズの新星、ヨ―ダン・アルバレス

ヒューストン・アストロズと言えば、何を想像するだろうか。2017年の世界一の球団というイメージを持たれている方は多いのではないだろうか。投手だとジャスティン・バーランダーやゲリット・コール、打者だとホセ・アルトゥーベやアレックス・ブレグマン、カルロス・コレア、ジョージ・スプリンガーなど数多くのスター選手が所属している球団というイメージを持たれている方もいるかもしれない。

そのアストロズにまた一人、ビッグリーグ(MLB)のスターになりうる選手が現れた。キューバ出身の22歳、ヨ―ダン・アルバレスだ。

アルバレスは6月9日にMLB初出場を果たすと、8月12日現在までに打率.355、17本塁打、打点51、OPS1,164という新人離れした数字を残している。

アルバレスは2019年シーズンが始まる前、MLB Pipelineで球団3位のプロスペクト(有望株)だった。マイナーリーグで2019年シーズンをスタートしたアルバレスは、3Aで6月までに打率.343、23本塁打、OPS1.184という驚異的な数字を叩き出して、MLBデビューを果たした。

わずか2か月で17本塁打をマークしたアルバレスは、2か月連続でルーキーオブザマンス(月間最優秀新人)に選ばれている

数々の記録を打ち立てるヨ―ダン・アルバレス

アルバレスはまだMLBでの出場が少ないのにも関わらず、数々のレコードを打ち立てている。その一つ目が、MLB初出場から5試合で4ホーマーを打ったという記録だ。長いMLB史において、この記録を達成しているのは、アルバレスの他にはトレバー・ストーリー、ヤシエル・プイーグ、マイク・ジェイコブの3人しかいない。

また12試合で7ホーマーを打ったというのは、アストロズの球団記録である

更に30試合で35打点を記録するMLB新記録を打ち立てている。ちなみに今までの記録保持者はアルバート・プホルズの30試合で34打点だ。

8月10日には、1試合7打点をマークし、出場45試合で51打点を記録するMLB新記録を打ち立てている。今までの記録保持者はあのテッド・ウィリアムズの45試合47打点だ。

アルバレスの打撃のメカニクス

アルバレスの打撃のメカニクスを語る前に、まずホームランの動画を見ていただきたい。

まるでプラスチックのバットを振っているかのような力感でバットを振っており、しかもどこか与力を残してそうなスイングに彼の末恐ろしさを感じる。それでは彼のメカニクスについて見ていこう。

トップの位置でバットのヘッドを立てている。ヘッドを立てることで、インサイドアウトスイングを実現している。

右脚が地面に接地した瞬間。左脚の股関節は投手方向に向き始めている(左股関節の内旋)。一方、右肩はまだ投手方向には向いていない。この胸と股関節の向きのズレこそが、「割れ」と呼ばれるメカニクスである。「割れ」が出来ることで、ボールを最後まで見極めることができるようになる。

インパクトの瞬間。左股関節と胸ともに投手方向に正対していることで、インパクトに作った力をボールにかけられている。ポイントもスイング速度が一番速くなる前で捌いている。

右膝関節を伸ばすことで(膝関節の伸展)、インパクトで用いた力を外に逃がしている。

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