2018年のHouston Astrosのドラフトの総括

こんにちは!MLBのドラフトが、6月4日(日本だと5日)から3日間かけて開催されますね!Astrosを応援している私は、どんな選手を指名するのだろうと気になっています。今年は全体28位からのスタートになりました。

ジョージ・スプリンガー(2011年全体11位)やカルロス・コレア(2012年全体1位)、アレックス・ブレグマン(2015年全体2位)などの選手を早い指名権で取っていた頃と比べると、随分おそくなったなあと感じます。完全ウェーバー制なので、強いチームはドラフト指名権が遅くなるとは仕方がないですが。

昨年のAstrosのドラフトの記事はこちらになります。(参考「Houston Astrosの2017年ドラフト」)

それでは2018年のドラフトで、Astrosが指名した選手を見て行きましょう!

Seth Beer(OF-1B) 

投打/右左  身長/6’2″  体重/195lbs  1996年

Astrosが1巡目全体28位で選択したのは、ClemsonのSeth Beer選手です。2017年のワールドシリーズの覇者は、大学1年時にディックハウザートロフィーを受賞したSeth Beer選手を高く評価しています。このディックハウザートロフィーは、過去にはバスター・ポージー(SF)やデビット・プライス(BOS)、クリス・ブライアント(CHC)などの選手が受賞しています。これは期待が持てそう!

AstrosのGM補佐であるマイク・イリアスは、「Seth Beerはアメリカの大学選手のなかで最もすぐれた選手のひとりである。そして過去3年間ずっとそうだった。高校時代でさえも最もすぐれた選手のひとりだった(注1)」と語ります。

しかし、良い面ばかりではありません。MLB Pipelineでは彼の守備について疑問視されています。大学1,2年生の頃は外野手として守っていましたが、守備範囲はせまく肩も平凡と評価をされています(注2)。また今季は1BとDHで主に出場しており、それも評価を下げた原因と考えられます。

大学通算成績

チームレベル年齢試合数打数安打二塁三塁本塁打点三振四球打率出塁率長打率OPS
2016ClemsonNCAA-119622037513018702762.369.535.7001.235
2017ClemsonNCAA-120632186517116533564.298.478.6061.084
2018ClemsonNCAA-121592096611020523152.316.471.6561.127
通算1846302064115417593178.327.495.6521.147

参考文献

注1)Astros draft Clemson OF Beer with No.28 pick

注2)MLB Pipelin -200Draft

Jayson Schroeder (RHP)

投打/右右 身長/6’2″ 体重/200lbs  1999年

Astrosが2巡目全体66位で指名したのは、Jayson Schroeder選手です。6’2″(189cm)、205ポンド(93kg)の右腕は、「Baseball America」では72位、MLB.com Draft Pipelineでは93位の評価を受けていました。

92-93マイル(147.2~148.8km/h)だったストレートの球速は、今年95マイル(152km/h)まで伸びたらしいです。Schroederはすでにワシントン大学でプレーすることに合意していますが、アストロズは契約金として$965,300(1億500万円)を用意しています。

Jeremy Pena(SS)

投打/右右 身長/6’0″ 体重/179lbs 1997年

Alex McKenna(OF)

投打/右右 身長/6’2″  体重/200lbs  1997年

Cody Deason(RHP)

投打/右右 身長/6’4″  体重/205lbs  1996年

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