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インディアナ・ペイサーズの2022-23シーズンを振り返る
2022-23シーズンのインディアナ・ペイサーズで起こった出来事を振り返ります。
バディ・ヒールド選手がペイサーズの1シーズンにおける3ポイント成功数のクラブ記録を更新
ペイサーズ2シーズ目となったバディ・ヒールド選手。
今季はフォワードとして80試合に出場し、平均16.8得点・5.0リバウンドをマークした。
特筆すべきは、今季の彼の3ポイント成功数だ。
シーズン288本の3ポイント成功数は自身キャリアハイ。NBA全体で見てもクレイ・トンプソン選手(GSW)に次ぐ、リーグ2位の数字だった。
Buddy Hield has set a new career-high for threes made in a single season with 283.🎯 pic.twitter.com/EjfjTh78gO
— Indiana Pacers (@Pacers) April 8, 2023
ちなみに今季のヒールド選手の3ポイント成功数はペイサーズのレジェンドであるレジー・ミラー選手が1996-97シーズンに記録した229本を抜き、クラブ記録だった。
Buddy Hield shattered the franchise record for most threes made in a single season with 288.
— Indiana Pacers (@Pacers) April 14, 2023
Reggie Miller held the record for 26 years with 229 threes in the 1996-97 season. pic.twitter.com/5VkTx8JtzL
新人ネムバードが60試合以上先発出場
昨シーズンのドラフトで、ペイサーズが2巡目全体31位で指名した選手は掘り出し物だったようだ。
その名もアンドリュー・ネムバード。
75試合に出場した試合のうち、実に63試合を先発で出場したというので驚きだ。
ルーキーシーズンでの341アシストはペイサーズのフランチャイズ記録であり、1試合平均4.5アシストはジェイデン・アイビーに次ぐ新人2位の記録だ。
クレバーであり、ショア。
これからのネムバード選手の活躍に注目だ。
Andrew Nembhard was the first rookie to start 60+ games for us since the 2001-02 season.😮💨
— Indiana Pacers (@Pacers) April 15, 2023
he dished out the second-most assists by a rookie in franchise history (341) and ranked second among NBA rookies this season with 4.5 APG. pic.twitter.com/eQmYbqrbAY
マイルズ・ターナーが平均得点を始め、多くのスタッツでキャリアハイを更新
サボニス・ターナー体制が終わり、本格的にメインビッグマンとなったマイルズ・ターナー選手。
今季の活躍は一言でいうと凄かった。
平均18.0得点・7.5リバウンド・FG%:54.8%とはそれぞれキャリアハイの数字。
従来のリムプロテクター・ストレッチ5としての役割を担いつつ、今季は更にスクリーナー・フィニッシャーとしての働きを担った形だった。
今年1月には2年の契約延長。
フランチャイズプレイヤーとして、チームと共に歩みを進める。
Myles Turner set new career highs in points per game (18.0), rebounds per game (7.5) and field goal percentage (54.8%) this season.💪
— Indiana Pacers (@Pacers) April 13, 2023
he also set a new franchise record for true shooting percentage this season at 65.1%. pic.twitter.com/xcpqX7LuXf
ベネディクト・マサリンがオールルーキー1stチーム入り
昨季ペイサーズが1巡目全体6位で指名したベネディクト・マサリン選手がオールルーキー1stチームに選出されたことは必ず書かねばならないだろう。
オールルーキー1stチームに選出されることはスタープレイヤーの一里塚的なところがある。
それに選ばれたということは、期待せざるを得ない。
抜群の身体能力と高いアウトサイドシュート力が持ち味のマサリン選手。
今季は主にベンチから出場し、新人2位となる平均16.7得点をマーク。
課題であるディフェンスとプレーメイク力を改善し、更にスターダムを歩んでほしい。
ALL-ROOKIE FIRST TEAM!🗣️
— Indiana Pacers (@Pacers) May 8, 2023
congratulations to Bennedict Mathurin on being selected to the NBA All-Rookie First Team.👏 pic.twitter.com/Zw4d6XjJDJ
Bennedict Mathurin finished the season as the NBA's second-leading rookie scorer (16.7 PPG) and second-leading scorer off the bench (16.9 PPG).😤
— Indiana Pacers (@Pacers) April 12, 2023
he was the first rookie to score 1,000 points off the bench in 18 years. pic.twitter.com/TwlTXX3FeO
タイリース・ハリバートンがエースの働き
現在のペイサーズのエースは誰か。
それはタイリース・ハリバートン選手だ。
今季は56試合に出場し、平均20.7得点・10.4アシスト・3ポイント成功率40%を記録。
ちなみに20得点以上・10アシスト以上・3ポイント成功率40%以上を同時に達成したことはNBA史上これまで1度もなかったことである。
Tyrese Haliburton blossomed into a star this season 🌟 pic.twitter.com/b4eI8x94jk
— NBA on ESPN (@ESPNNBA) April 11, 2023
今季のペイサーズは35勝しているが、うち25勝はハリバートン選手出場試合。
ハリバートン出場試合:25勝31敗(勝率.446)
ハリバートン不在試合:10勝16敗(勝率.384)
上の記録を見てもハリバートン選手の存在がいかに大きいか痛感する。
今後はハリバートン選手の隣に誰を置くのか、選手を集めるフェーズに入っていくだろう。
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