島根スサノオマジックvs西宮ストークス プレシーズン試合 レビュー
RECAP
金丸選手退団による、オフェンス力の低下
先日行われた島根と西宮のプレシーズンマッチ。
最初に感じたのは、オフェンスの火力の低下だった。
昨季の島根のオフェンシブ・レーティングはリーグ2位となる112.8。
これはBリーグ史上2番目に高い数字である。
今オフの島根は、安藤、トラビス、ビュフォード、ニック・ケイ、ニカ、白濱、阿部と主力選手のほとんどと再契約することに成功。
しかし、リーグトップクラスの3ポイントシューターである金丸晃輔選手とだけは再契約を結べなかった。
平均11.1得点・FG成功率45.1%・3ポイント成功率40.6%と非常に高いシュート効率で得点を量産する金丸選手の離脱は大きく、昨年よりオフェンス力が落ちるのは明白だ。
この落ちたオフェンス力分をどこで補うのか。
それが今季の課題になっていくだろう。
安藤選手の相棒として、適任な津山選手
SGに求められる能力とは何だろうか。
それは、メインハンドラーを補助できるプレーメイク力とアウトサイドシュートで相手のディフェンスを広げられる力である。
島根のPGは言わずもがな、リーグを代表するPGの一人である安藤誓哉選手。
その安藤選手を支えるSGとして、津山選手よりふさわしい選手はリーグでもそう多くないだろう。
先日の西宮戦でも、その高い能力を遺憾なく発揮。
安藤選手のいない時間帯は、プレーメイカーとしてオフェンスを牽引。
安藤選手がいる時間帯はシューターとしての役割を果たし、SGとして満点に近い回答を見せた。
オープンでのエアボールは論外だ
オープンシュート。
この状況を作り出すために、チームは決まりごとを作って実行する。
先日の西宮戦では、島根はオープンでシュートを打つ機会が多く見られた。オフェンスとしては成功だ。
しかし、気になる点があった。
それはエアボールが多すぎたことである。
はっきり言おう。オープンでのエアボールは論外だ。
コーナーでのオープンスリーは、バスケではゴール下と並び、効率の良いシュートとされている。
そのコーナーのオープンスリーで、エアボールは頂けない。
開幕までまだ1週間ある。
コーナーでのオープンスリーを確実に決められるよう仕上げてほしい。
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ホーム開幕戦は10月8日(土)
河村勇輝選手率いる横浜ビー・コルセアーズと対戦!
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