カリーをオープンにするためのGSWのセットプレー【戦術解説】

カリーをオープンにするためのGSWのセットプレー【戦術解説】

稀代のシューター、ステフィン・カリー。

この英雄をオープンにするためのGSWが取った一つのセットプレーを紹介したい。

その動画がこちらである。


画像で解説しよう。

10月22日のクリッパーズ戦。

このポゼッションでは、イグダラがトップでボールを持っていた。(画像1)

カリーはというと、エルボーで待機

誰もイグダラとカリーのボールスクリーンを想像した。

(画像1)


しかし、カリーはイグダラではなく、ローポストに待機していたポーターJrへインバートスクリーン。(画像2)

インバートスクリーン

ガードの選手が、ビッグマンに対してスクリーンをかけること。

ディフェンスは慌てて、スイッチで対応する。

(画像2)

カリーにスクリーンをかけてもらったポーターJrはイグダラへスクリーンをかけに向かう。(画像3)

(画像3)


誰もがイグダラとポーターJrのボールスクリーンを想像する。

しかし、今度はビエリツァがカリーに対してオフボールスクリーン。

ディフェンスは完全に不意を突かれ、カリーにオープンシュートを決められる。

2度のオフボールスクリーン、そしてカリー自身も2つのオフボールスクリーンでスクリーナーからユーザーへ役割が切り替わるため、複雑なセットプレーになっている。

イグダラへのボールスクリーンがあるはずだ、というのもフェイントになっていましたな。

GSWのナイスムーブでした!

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