Bリーグ移籍マーケット【2021-22】
今回は、自由交渉選手リストに公示されている選手リストをSランク~Cランクに格付けする。
Sランク~Cランクの格付けの基準は、以下の通り。
代表的な選手のみ取り扱っているため、全ての自由交渉選手リストの選手は載っていないので悪しからず。
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Sランク
リーグを代表するスター選手
ニック・メイヨ選手 PF/C 23歳
⇒広島ドラゴンフライズへ移籍
ニック・メイヨ選手は23歳のビックマンだ。
今季はレバンガ北海道で55試合に出場し、平均21.5得点・8.1リバウンドをマークし、自身初となる得点王を受賞した。
206cm113kgと恵まれた体格から、ポストアップ・ペリメーター・3ポイントレンジとあらゆる所から得点が狙えるなどシュートバリエーションが豊富な点が魅力の選手である。
運動量も非常に豊富であり、オフェンス・ディフェンスともにチームに大きく貢献できる2ウェイプレイヤーは、多くのチームの垂涎の的になるだろう。
ジョーダン・ハミルトン選手 SF/PF 30歳
⇒熊本ヴォルターズ(B2)へ移籍
ジョーダン・ハミルトン選手は、過去にNBAでプレーしたこともあるスウィングマン。
201cm103kgの恵まれた体格に、高いアジリティとシュート力、ハンドリング力を兼ね備え、様々なことをコート上で表現できるオールラウンダーである。
昨シーズン、ハミルトン選手は滋賀レイクスターズで54試合に出場し、平均20.9得点・8.3リバウンド・6.0アシストをマーク。
オフシーズンではB1クラブの中で争奪戦必至の選手である。
セバスチャン・サイズ選手 C 26歳
⇒アルバルク東京へ移籍
セバスチャン・サイズ選手は、リーグ屈指のビッグマン。
205cm106kgの恵まれた体格に加え、運動量も豊富であるところがサイズ選手の魅力である。
昨シーズンはチヤンピオンシップで優勝した千葉ジェッツで、チーム最多となる平均17.1得点・11.7リバウンドをマーク。
サイズ選手の加入は、アルバルク東京に大きな強みになるだろう。
ライアン・ロシター選手 PF/C 31歳
⇒アルバルク東京へ移籍
ライアン・ロシター選手が、8年間在籍した宇都宮を後にする。
ロシター選手は206cmのビッグマン。
サイズ・フィジカル・機動力ともに高く、トップクラスの帰化選手である。
昨シーズンはチームトップの平均12.9得点・7.6リバウンドをマークし、チームの勝利に大きく貢献した。
金丸晃輔選手 SG 32歳
⇒島根スサノオマジックへ移籍
昨シーズン、MVPを受賞した金丸晃輔選手が8年間在籍したシーホース三河を退団する。
金丸晃輔選手は、昨シーズンB1日本人選手トップとなる平均16.8得点をマーク。
シュート確率もFG成功率:49.3%、3ポイント成功率:46.6%、フリースロー成功率:90.7%と異次元のスタッツを記録した。
リーグトップのシューターの退団は、三河にとって大きな痛手となりそうだ。
Aランク
チームのエース級の選手
レイヴォンテ・ライス選手 PG 28歳
レイヴォンテ・ライス選手は、196cmの外国籍PG。
昨シーズンは京都ハンナリーズで51試合に出場し、リーグ5位となる平均20.0得点をマークした。
高精度のプルアップジャンパーを始めとした高いシュートスキルに、ハンドリングスキルを兼ね備えており、他チームと違いが生み出せる選手である。
196cmと外国籍選手にしては小柄であるため、帰化選手がいるチームが獲得に動くと面白そうだ。
レオ・ライオンズ選手 PF/C 34歳
⇒アルティーリ千葉(B3)へ移籍
辻直人選手 SG 31歳
⇒広島ドラゴンフライズへ移籍
辻直人選手は185cmのSG。
昨シーズンは強豪川崎ブレイブサンダースのエースとして59試合に出場し、平均9.1得点・3.2アシストをマークした。
クイックスリーを武器に、過去には日本代表にも選ばれたことがある実力者だ。
川嶋 勇人選手 SG 31歳
⇒秋田ノーザンハピネッツへ移籍
川嶋勇人選手は、昨シーズンのスティール王。
川嶋選手がマークした1試合平均2.4スティールは、Bリーグ史上最高の数字であった。
オフェンス面でも負傷で苦しむ西川選手に代わり、チームのエースとして活躍。
平均10.2得点をマークし、低迷する三遠を牽引した。
安藤周人選手 SG 27歳
⇒アルバルク東京へ移籍
長年、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのエースとしてチームを牽引した安藤周人選手が、アルバルク東京へ移籍する。
安藤周人選手は、192cmのSG。
大柄ながら、ハンドリング力・シュート力が高く、昨季は平均8.9得点・2.3リバウンドをマークした。
岡田侑大選手 PG/SG 23歳
⇒信州ブレイブウォリアーズへ移籍
岡田侑大選手は、23歳のコンボガード。
非常にスコアリング能力の高い選手であり、昨シーズンは富山グラウジーズで平均9.7得点・2.1アシストをマークした。
昨シーズン得点力不足で悩んで信州にとって、待望の選手が加入した。
安藤誓哉選手 PG 28歳
⇒島根スサノオマジックへ移籍
安藤誓哉選手は、日本代表のPG。
抜群のバスケIQと状況判断力に加え、高いシュート力・ハンドリング力を兼ね備えたリーグトップクラスのPGである。
昨シーズンはアルバルク東京に在籍し、チーム日本人トップとなる1試合平均10.3得点をマークした。
Bランク
上位を狙うコンテンダー(強豪チーム)で戦力になる選手
笹山 貴哉選手 PG 28歳
笹山貴哉選手は28歳のPGだ。
2020-21シーズンは名古屋ダイヤモンドドルフィンズで38試合に出場し、平均5.8得点・3.0アシストをマーク。
抜群のスピードとアグレッシブなディフェンス力が魅力の選手であり、上位を狙うチームで争奪戦になりそうだ。
鈴木 達也選手 PG 30歳
⇒京都ハンナリーズへ移籍
鈴木達也選手は昨シーズン、三遠ネオフェニックスでプレーし、平均7.7得点・5.2アシストをマークしたPG。
身長169cmと非常に小柄ながら、ハンドリング、シュート力、スピードといずれも高いレベルにあり、PGの層に課題があるチームにはぴったりな選手だろう。
須田 侑太郎選手 SG/SF 29歳
⇒名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
須田侑太郎選手は29歳のスウィングマンだ。
昨シーズンは強豪アルバルク東京で、主にベンチから出場し、平均6.3得点・1.5リバウンドをマーク。
オフェンス・ディフェンス両方が優れた2ウェイプレイヤーであり、上位チームの中で争奪戦になることが予想される。
寺嶋 良選手 PG 23歳
⇒ 広島ドラゴンフライズ
寺嶋良選手は、23歳のPG。
昨シーズンは、ルーキーながら京都の副キャンプテンとしてチームを牽引。
持ち前のスピードを活かし、ルーキーの中で2位となる平均8.1得点・3.2アシストをマークした。
西川 貴之選手 SF 29歳
⇒茨城ロボッツへ移籍
西川貴之選手は29歳のSF。
昨シーズンは三遠ネオフェニックスで21試合に出場し、平均8.0得点・3.3リバウンドをマークした。
高いオフェンス力が魅力だが、injury prone(怪我がち)という欠点も持っている。
狩俣 昌也選手 PG 33歳
⇒長崎ヴェルカ(B3)へ移籍
狩俣昌也選手は昨シーズン、滋賀レイクスターズで59試合に出場し、平均8.0得点・2.1リバウンド・3.0アシストをマーク。
ロングスリーとキャプテンシーが魅力のPGである。
ジョーダン・テイラー選手 PG 31歳
ジェイソン・ウォッシュバーン選手 C 30歳
⇒福島ファイヤーボンズへ移籍
アキ・チェンバース選手 SF 30歳
⇒群馬クレインサンダーズへ移籍
晴山ケビン選手 SF 28歳
⇒富山グラウジーズへ移籍
晴山ケビン選手は、191cmのSFだ。
昨シーズンは期限付き移籍で滋賀レイクスターズでプレーし、平均8.3得点・2.9リバウンドをマーク。
3ポイントシュートと高いディフェンス力が魅力の3&Dタイプの選手である。
橋本晃佑選手 PF 28歳
⇒シーホース三河へ移籍
橋本晃佑選手は、日本代表にも選ばれているビッグマン。
203cmと長身ながら、3ポイントシュートを得意とし、昨シーズンは3ポイント成功率39.8%をマークした。
貴重な日本人ストレッチ4として、オフには争奪戦になりそうだ。
前田 悟選手 SF 24歳
⇒川崎ブレイブサンダースへ移籍
川村 卓也選手 SG 35歳
松脇圭志選手 SG 24歳
⇒三遠ネオフェニックスへ移籍
松井 啓十郎選手 SG 35歳
⇒富山グラウジーズへ移籍
コー・フリッピン選手 PG/SG 25歳
⇒琉球ゴールデンキングスへ移籍
コー・フリッピン選手は25歳のコンボガード。
昨シーズンは千葉ジェッツでプレーし、チームのCS優勝に貢献した。
独特のリズム感と、188cmというサイズが魅力のスラッシャーである。
チャールズ・ジャクソン選手 PF/C 28歳
⇒広島ドラゴンフライズへ移籍
キム・ティリ選手 PF/C 32歳
デモン・ブルックス選手 PF 29歳
⇒レバンガ北海道へ移籍
デモン・ブルックス選手は、202cmのPF。
PFとしてはややフィジカルに欠けるが、その分スピードとハンドリング、アウトサイドシュートに優れている選手である。
昨シーズンは島根のエースとして56試合に出場し、平均18.0得点・6.7リバウンドをマークした。
Cランク
B1レベルの選手
杉浦 佑成選手 SG/SF 25歳
⇒三遠ネオフェニックスへ移籍
杉浦佑成選手は25歳のスウィングマン。
196cm95kgの恵まれた体格を武器に、昨シーズンは島根のエースとして平均6.8得点・2.3リバウンドをマークした。
カイル・ハント選手 PF/C 31歳
⇒大阪エヴェッサへ移籍
カイル・ハント選手は、強靭なフィジカルが魅力のビッグマン。
昨シーズンは48試合に出場し、平均17.2得点・8.5リバウンド・FG成功率:60.2%をマークした。
弱点はシュートレンジが狭いこと。
昨シーズンは3ポイントシュート試投数0本と、PnPが出来ないのが課題である。
ステヴァン・イェロヴァツ選手 PF/C 31歳
ステヴァン・イェロヴァツ選手は208cmの長身でありながら、3ポイントシュートやフェイダウェイなど多彩なシュートスキルを持つビッグマン。
昨シーズンは三遠ネオフェニックスでプレーし、チーム最多の平均18.9得点をマークした。
しかし、フィジカルが弱い点がたまに瑕。
津山 尚大選手 PG/SG 25歳
⇒三遠ネオフェニックスへ移籍
竹内譲次選手 PF/C 36歳
⇒大阪エヴェッサへ移籍
伊藤達哉選手 PG 26歳
⇒名古屋ダイヤモンドドルフィンズへ移籍
ジョシュ・ハレルソン選手 PF/C 32歳
⇒サンロッカーズ渋谷へ移籍
田渡 凌選手 PG 27歳
⇒三遠ネオフェニックスへ移籍
多嶋 朝飛選手 PG 32歳
⇒茨城ロボッツへ移籍
レバンガ北海道の顔として、昨シーズン59試合に出場し、平均7.1得点をマーク。
3ポイントシュートという武器がある一方で、ディフェンス能力には課題が残る。
アンガス・ブラント選手 C 31歳
大塚 裕土選手 SG 33歳
⇒アルティーリ千葉(B3)へ移籍
山内 盛久選手 PG/SG 31歳
⇒三遠ネオフェニックスへ移籍
野口 大介選手 PF 38歳
熊谷航選手 PG 25歳
⇒信州ブレイブウォリアーズへ移籍
青木 保憲選手 PG 26歳
⇒広島ドラゴンフライズへ移籍
船生 誠也選手 SF 27歳
⇒広島ドラゴンフライズへ移籍
前田 怜緒選手 SG/SF 23歳
⇒信州ブレイブウォリアーズへ移籍
ジャスティン・バーレル選手 PF/C 33歳
⇒仙台89ERSへ移籍
相馬 卓弥選手 SG 29歳
⇒FE名古屋へ移籍
相馬卓弥選手は、昨シーズンのB2ベスト3ポイント成功率賞をマークした選手である。
島根在籍時はエースとして、チームを牽引した。
今季はB2の佐賀バルーナーズでプレーし、平均12.0得点・4.5アシスト・3ポイント成功率:45.2%をマーク。
チームのプレーオフ進出に大きく貢献した。
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