PnP(ピック&ポップ)とは何か
今回紹介するのは、PnP(ピック&ポップ)です。
PnPは、スクリーナーがリングへダイブするPnR(ピック&ロール)と異なり、アウトサイドへポップアウトしてシュートを打つムーブです。
PnRを警戒してゴール下を固めるディフェンスに対して有効な戦術になります。
実際に動画で確認していきましょう。
LeBron and K. Love pick and pop!#WhateverItTakes #NBAonABC pic.twitter.com/hXLkesxFuB
— NBA (@NBA) April 15, 2018
ボールマンであるレブロン・ジェームズ選手に対して、ケビン・ラブ選手がスクリーナーとして、ピックスクリーンをかけています。
このスクリーンに対し、相手ディフェンスはオーバーとソフトヘッジで対抗。
オーバーとソフトヘッジ
オーバーは、ボールマンのディフェンスが、ボールマンとスクリーナーの間をくぐり、追いかけながらボールマンのマークを続けるディフェンスのこと。
ソフトヘッジは、スクリーナーのディフェンスが、ボールマンの進行方向に立ち、ボールマンのドライブを止めるディフェンス。ドライブを止めたら、スクリーナーのディフェンスは、マークマンのところへ戻る。
それを見たケビン・ラブ選手は、3ポイントエリアに移動し、そのままボールを貰いフリーでシュートを打っています。
このピックスクリーン後に、アウトサイドレンジへ移動する動きのことをPnP(ピック&ポップ)と言うのです。
スクリーナーにアウトサイドのシュート力が求められる戦術ですが、PnR(ピック&ロール)と対をなす戦術なので、ぜひマスターしたいムーブですね。
今回はここまで。それではまた!
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