信州ブレイブウォリアーズ、最新戦力チェック【2020-21開幕前】
2020-21最新布陣
2020オフの動き
補強採点
B2最高勝率をマークした選手を中心に、クラブ初のB1に挑む
昨シーズン、B2で40勝7敗(勝率.851)をマークした信州ブレイブウォリアーズ。
来シーズンは、B2最高勝率(広島と同率)をマークした昨シーズンの主力選手を中心に、クラブ初のB1に挑む。
チームの中心は、来シーズンで来日11年目を迎えるベテランのセンターである、ウェイン・マーシャル選手である。
昨シーズンは、チームハイの平均19.5点・8.1リバウンドをマーク。
リムプロテクターとしても優秀で昨シーズンは1試合平均2.1ブロックを記録し、B2ブロック王に輝いている。
またバックコートには、昨シーズンB2で二桁得点をマークした西山達哉選手、栗原ルイス選手がいる。
栗原選手は、23歳の若手有望株。
3ポイント成功率37.1%と高精度な3ポイントシュートもさることながら、体幹が強く、ファールを受けながらでもシュートを決める身体の強さも魅力的な選手である。
懸念点はB1とB2のレベルの格差
しかし、懸念点もある。
それは、多くの選手がB2からB1に上がる時にレベルの差があるため、各種スタッツを大幅に下げていることである。
自身初となるB1で栗原選手や西山選手らも、おそらく来シーズン、スタッツを大幅に下げることになるだろう。
栗原選手や西山選手がB2で見せたパフォーマンスをほど活躍ができなかった時に、信州がどのように戦うのか注目したい。
千葉ジェッツで長年プレーした小野龍猛選手を獲得
今オフ、信州は昨シーズンまで千葉ジェッツでプレーした小野龍猛選手を獲得した。
今年からB1に昇格した信州に、B1の強豪チームでプレーしていた小野選手の加入は非常に心強いはずである。
小野選手は、197cm97kgのスモールフォワード。3ポイントシュートだけでなく、身長を活かしたポストプレーも魅力のベテランプレイヤーだ。
2016-17シーズンから2018-19シーズンまではチームのキャプテンを務め、92回・93回の天皇杯ではチームの優勝と共に、自身も大会ベスト5に選ばれている。
近年増えている帰化選手や来季のレギュレーション上、ガードやスモールフォワードにも外国籍選手を置いてくるチームが増えており、小野選手の試合における影響力は下がることが予想される。
しかし環境が変わり、小野選手が信州でどのようなプレーを魅せてくれるのか注目したい。
Bリーグ初となるアジア特別枠でジェミン・ヤン選手と契約
また信州は、Bリーグ初となるアジア特別枠でジェミン・ヤン選手と契約した。
ジェミン・ヤン選手は、韓国出身の201cmのフォワード。
プロのキャリアを信州でスタートするジェミン・ヤン選手が、B1の舞台でどこまで活躍できるのか未知数だが、それゆえに注目が集まる。
入退団・再契約まとめ
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