川崎ブレイブサンダース、最新せんりょくチェック【2020-21開幕前】
2020-21最新布陣
2020オフの動き
補強採点
昨シーズンと同じ布陣で戦う川崎。フロントコート陣、バックコート陣ともタレントが揃う
昨シーズン、31勝9敗(勝率.775)で中地区1位の成績を納めた川崎ブレイブサンダース。
勝率.775は、アルバルク東京(勝率.780)に次いでB1で2番目に高い勝率だった。
来シーズン、川崎が地区分けされた東地区は、アルバルク東京、宇都宮、千葉、SR渋谷、富山など強豪チームが集う激戦区。
そんな激戦区を、川崎は昨シーズンとほとんど変わらないメンバーで挑む。
篠山選手・辻選手・藤井選手のB1屈指のバックコート陣
川崎のバックコート陣の層の厚さは、B1屈指だ。
PGの篠山竜青選手、SGの辻直人選手は2020年度の日本代表候補にも選ばれている実力者。
篠山選手は、自身でも得点が取れるスコアリングPGであり、昨シーズン平均8.3得点・4.7アシストをマークしている。
辻直人選手は、昨シーズン持ち前の3ポイントシュートが低調で、キャリアワーストの平均6.0得点に沈んだが、復調すればB1優勝を目指すチームにとって非常に大きい存在になるはずだ。
藤井祐眞選手は、チームに勢いをもたらすコンボガード。
6thマンとしての出場が多いものの、昨シーズンは平均12.1得点をマーク。
この活躍で藤井選手は、昨シーズン、ベスト6thマン賞・ベストディフェンダー賞・レギュラーシーズンベスト5の三冠に輝いている。
ドライブ・プルアップジャンパー・3ポイントシュートと非常に得点パターンも多彩であり、クイックネスであるため、相手からしたら止めるのが厄介な選手である。
他にも高確率で3ポイントシュートを打てるシューターの大塚裕土選手や、巧みなゲームメイクができる青木保憲選手が控えており、バックコート陣の層の厚さはB1でも指折りである。
フロントコート陣の層も厚い川崎
バックコート陣だけでなく、川崎はフロントコート陣の層もリーグ屈指だ。
210cmのビッグマンであるニック・ファジーカス選手は、ペイントエリアだけでなく、3ポイントラインでも存在感がある。
昨シーズンの3ポイント成功率は41.9%をマーク。
平均23.2得点・11.0リバウンドのシーズンダブルダブルも記録しており、川崎のオフェンス・デフェンスの要である。
PFにはリムプロテクターであり、ストレッチ4のジョーダン・ヒース選手と再契約。
またベンチには、マティアス・カルファニ選手やパブロ・アギラール選手といった200cmを超えるビッグマンが控えており、フロントコートも隙がない。
群雄割拠の来季の東地区だが、その中でも川崎は優勝争いに加わっていくことになるだろう。
入退団・再契約まとめ
新加入
発表なし(2020年8月9日現在)
再契約
退団
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