サンロッカーズ渋谷、最新戦力チェック【2020-21開幕前】
2020-21最新布陣
2020オフの動き
補強採点
昨シーズン、27勝14敗(勝率.659)でB1東地区4位だったSR渋谷。
新型コロナウィルスの影響で、2019-20シーズンのチャンピオンシップは中止だったが、SR渋谷はワイルドカードでのチャンピオンシップ出場をほぼ確実なものにしていた。
チームの主力選手として活躍した杉浦選手とサイズ選手が退団
そんなSR渋谷から、今オフ2人の主力選手が退団した。
一人が、特別指定選手としてSR渋谷に入り、4年間渋谷でプレーした杉浦佑成選手だ。
杉浦選手は3&Dとして活躍し、昨シーズンはSR渋谷の天皇杯優勝にも大きく貢献。
移籍先となる島根スサノオマジックでは、エースとしての働きが期待されている。
もう一人の選手が、昨シーズン、チームの中核選手だったセバスチャン・サイズ選手だ。
サイズ選手はオフェンス・ディフェンスともに優れた2ウェイプレイヤー。205cmと長身ながら運動量が豊富なところが魅力の選手である。
昨シーズンは、26試合に出場し、平均20.6得点・12.4リバウンドをマーク。
サイズ選手は、来シーズン同地区の強豪千葉ジェッツへ移籍することが決まっている。
来季活躍が期待される盛實選手とマカドゥ選手
退団する杉浦選手とサイズ選手の代わりとして期待されているのが、盛實海翔選手とジェームズ・マイケル・マカドゥ選手だ。
盛實選手は、来シーズン23歳となるSG。
スコアラーとしても、プレーメイカーとしてもプレーでき、PGのベンドラメ礼生選手との相性も良さそうだ。
昨シーズンは特別指定選手として、18試合に出場し、平均15.2分という短い出場時間の中で、平均5.5得点・1.8アシストをマークしている。
ジェームズ・マイケル・マカドゥ選手には、サイズ選手が抜けた穴を埋める活躍が期待される。
マカドゥ選手は、2014-17年までNBAのゴールデンステート・ウォリアーズでプレーした経験を持つ。
3ポイントシュートは苦手としているが、アジリティが高く、力強いポストプレーが魅力の選手である。
リーグ屈指のプレーメイカーであり、ゲームクローザーであるベンドラメ礼生選手やリーグ指折りのシューターである石井講祐選手。
またリーグ有数のビッグマンであるライアン・ケリー選手らが残るSR渋谷は、大きく戦力は落とさないだろう。
しかし、強豪ひしめく来季の東地区で昨年以上の順位を目指すためには、盛實選手・マカドゥ選手らの活躍が必要不可欠になりそうだ。
入退団・再契約まとめ
新加入
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退団
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