ファーストブレイクでアウトサイドシュートを選択する
私の高校は全然強豪校とかではなくて、毎年ベスト16とかベスト8くらいで敗退するチームだったのですが、そこで教えて貰ってこれは良かったなというバスケットボールの戦術がいくつかあります。
そのうちの一つが、ファーストブレイクでアウトサイドシュートを選択することです。
速攻の時に、ドライブでゴール下まで行ってレイアップシュートを打つんじゃなくて、途中で止まって外から打つってことです。
高校を卒業してからもバスケを続けているのですが、この知識は本当に役に立っています。
私は身長170cmしかなくて、ファーストブレイクの時に2on1だったらいざしらず、1on1でレイアップを狙ってゴール下まで攻め込むと、結構な確率でディフェンスに止められていました。
それで高校時代のコーチから教えてもらったのが、速攻の時でもアウトサイドシュートを打てということです。
確かにゴールに近ければ近いほど、シュート成功率は高くなるでしょう。
しかし、バスケットボールのシュートレンジはゴール下だけではありませんよね?
速攻の時のアウトサイドシュートは、ディフェンスのプレッシャーがほぼない状態なので、アウトサイドシュートが得意な人ならかなりの確率で成功することができるのです。
ちなみにファーストブレイクでのアウトサイドシュートを選択するという方法は、NBAでもメジャーです。
下のように、インディアナ・ペイサーズのオラディポ選手がファーストブレイクでほぼオープンな状態で3ポイントシュートを打っています。
Victor Oladipo 27 PTS, 8 REBS, 3 STLS & the go-ahead game winning 3 after coming back from a 17-point deficit to the Bulls. pic.twitter.com/qxe7jIRrY6
— Ballislife.com (@Ballislife) December 7, 2017
ファーストブレイクからのアウトサイドシュートで、シュートを高い確率で決めるポイントはシュート前のステップでスピードを落とすことです。
身体に勢いが付いているので、まずはそのスピードを殺して0にしなければいけません。
上の動画でも、オラディポ選手はシュートを打つ前にスピードを殺していることが分かります。
ということで、今回の話はここまで。またの機会でお会いしましょう。
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