ビクター・オラディポが怪我から1年ぶりに復帰!!
インディアナポリスの街が彼の帰りを待っていた。そう、インディアナ・ペイサーズのエース、ビクター・オラディポである。
2018年のMIP(最成長選手賞)であり、オールスターにも2回選出されたことがあるペイサーズのエースは、2019年1月に四頭腱を怪我して以来、長いリハビリ期間に入っていた。
そして、2020年1月30日(木)(現地:1月29日)のシカゴ・ブルズ戦。待ちに待ったオラディポの今季デビュー戦になった。
it's time to set it off 😤 #Ready4Action pic.twitter.com/DwYzLAOgsJ
— Indiana Pacers (@Pacers) January 29, 2020
ベンチスタートとなったオラディポは、1クォーターの残り4分12秒というところで出場。
出場するためにコート脇に立っている時から、ペイサーズのホームであるバンカーズ・ライフ・フィールドに詰めかけたファンは「オラディポ」コール。
オラディポが出場すると、アリーナのファンは、彼の復帰を讃える「Ready4Action」という書かれたチームカラーの黄色の紙をかかげ、スタンディングオーベーションで迎えた。
Now checking in for your Indiana Pacers, @VicOladipo 👏👏👏
— Indiana Pacers (@Pacers) January 30, 2020
Welcome back, Vic! #Ready4Action pic.twitter.com/TcHeOJACCT
そして、この日のクライマックスは、クラッチタイムにオラディポが魅せた試合を同点に引き戻すシュートだ。
残り15秒、100-97と3点差で負けていたペイサーズが最後にボールを託したのは、オラディポだった。
実はオラディポ、この日の3ポイントシュートはこの時まで0/6と絶不調。明らかに当たっていなかった。
チームにはオラディポと対をなすブログドンというクラッチシューターもコートに立っていたが、ATO(タイムアウト開け)にマクミランコーチが、シューターに選んだのはオラディポだった。
オラディポはこのシュートを見事に決め、チームは延長戦に持っていくことに成功。
オラディポのシュートで息を吹き返したペイサーズは、延長戦の末115-106でブルズに勝利した。
Victor Oladipo from deep to tie it for the @Pacers in his return to action. pic.twitter.com/hShG72sxCN
— NBA (@NBA) January 30, 2020
試合終了後、FOX Sports Indianaの記者にクラッチタイムでの同点シュートについて質問されると、オラディポは「マンバメンタリティ。ただそれだけでシュートを放った。亡くなったコービーと彼の娘であるジジ、そしてあのヘリコプターにのって亡くなった全ての人のために放った。本当にしんどい1年間だったけど、そういうタフな時間もいつまでもタフなわけではないんだ。」と語った。
Victor Oladipo gets emotional while discussing his game-tying shot: "I just shot it, man. Mamba Mentality. That's for Kobe, GiGi, all the people that was on that helicopter. It's been a tough year, man, but tough times don't last. Tough people do."@Pacers pic.twitter.com/LlkjXhpfjo
— FOX Sports Indiana (@FSIndiana) January 30, 2020
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