■試合結果 島根 58 – 70大阪
■会場 カミアリーナ
■観客動員数 1840人
試合終了。
島根58-70大阪
Shimane 58-70 Osaka
第3クオーターから流れを掴むことができず、12点差で敗れました。
しかし明日も同カードでGAME2がありますので、チーム一丸で勝利を掴みとります!
頑張れ島根❗ pic.twitter.com/O8YFKxohSG— 島根スサノオマジック (@susanoo_m) January 27, 2018
雑感
今日の試合では、佐藤選手が2つのアンスポーツマンライクファウル(アンスポ)をもらいファウルアウトになりました。今日のテーマはずばりアンスポーツマンライクファウルです!
アンスポの罰則は以下のようになります。
・ファウル1つカウントされる
・相手プレーヤに2本のフリースロー(3ポイントの動作中の場合には3本)が与えられる
・フリースロー終了後も相手チームにボールが与えられ、相手チームのスローンから始まる
・2回目のアンスポを犯した場合には、退場
フリースローを与えられ尚且つ相手のスローインから始まるので、パーソナル・ファウルと比べると重い罰則になっています。それではどのようなプレーをしたらアンスポーツマンライクファウルになるのでしょうか。「JBAプレーコートガイドライン」には以下のように記されています。
(1)ボールに対するプレーではなく、且つ、正当なバスケットボールのプレーとは認められないと 審判が判断したプレー
①ユニフォームを掴む行為は UF とする
②肘を過度に使うコンタクトは、相手プレーヤーに重大な負傷に繋がりかねない危険な行為であるため UF。特に、首から上の顔面・ 頭へ肘を使ったコンタクトは非常に危険であるため DQ も判断基準とする
③肘を激しく振り回した場合は、ノーコンタクトでも TF の対象となる
(2)過度な接触(ハードファウル)と審判が判断したプレー
①ボールにプレーしている場合でも過度な接触とみなされたファウル
②手・腕による首から上のファウルは、選手の身を守るため危険なファウルと判断し、故意でなくても UF とする
③空中にいるオフェンスプレーヤーに対してディフェンスが入ってくる危険なファウル
(3)ディフェンスプレーヤーが直接ボールにプレーせず、速攻を止めることだけを目的とした必要 のないファウル、またはオフェンスの進行を妨害することを目的とした必要のないファウル (このルールはオフェンス側のプレーヤーがショットの動作に入るまで適用される)
①ボールに直接、正当にプレーしていないケース
②正当なバスケットボールのプレーと認められない不要な接触
③リーガルガーディングポジションから外れ、ボールに対してではないファウルをすること
④リーガルガーディングポジションで正当にディフェンスをしている時のイリーガルな触れ合いはノーマルファウル
⑤オフェンスがボールを進めるのを止めるためのファウル
(4)ラストプレーヤーの状況で、後ろからもしくは横からのファウル (ラストプレーヤーシチュエーション)
①パスミス・パスカット等があってもボールコントロールが変わっていない場合のファウルは NF。ただしボールにプレーせず正当なバスケ ットボールのプレーでないと審判が判断した場合は UF とする
②速攻でのレイアップ等で、AOS に対してのファウルは NF とする
③ラストのディフェンスがオフェンスの前にいる状況で、抜かれたあと、後ろからファウルをした場合は UF とする
(5)4P もしくは延長残り 2 分の状況で、スロー・インのボールが手から離れる前にディフェンス のファウルを取り上げた場合(ラスト2ミニッツシチュエーション:L2M)
①オフェンスプレーヤーには適用されない
赤色で書かれている箇所が今回佐藤選手がアンスポを受けた理由かなと思いました。佐藤選手がアンスポを受けたシーンを動画で見ていきます。
まず一回目です。カットインしてきた大阪の選手を佐藤選手が押しています。審判はこのプレーをリーガルガーディングポジションから外れ、ボールに対してではないファウルをすることに抵触したとしてアンスポで吹いています。
佐藤選手のアンスポーツマンライクファール1回目 pic.twitter.com/6F2IqEgEHv
— hisamoto (@hisamoto_1) 2018年1月27日
確かにボールに対してではないファウルなのですが、リーガルガーディングポジションからは外れていないです。これをアンスポとして吹くのは少しやり過ぎです。私ならプッシングで吹きます。
そしてこれがファールアウトになった二回目です。これはユニフォームを掴む行為は UF とするに抵触したとして吹かれています。これを「掴んでいる」と表現するのは疑問符が付きます。
佐藤選手のアンスポーツマンライクファール2回目 pic.twitter.com/fFpm2YihSc
— hisamoto (@hisamoto_1) 2018年1月27日
鈴木HCや福田ACの采配にも疑問があります。それはなぜ佐藤選手がファールアウトになった時、タイムアウトを取らなかったのかと言うことです。あそこはタイムアウトを取って流れを切るべきだったのではと見ていて感じました。
Statsを見ていきましょう。島根スサノオマジックは2試合続けて3FG%が20%台ですね。プロなら35%は欲しいところです。
島根スサノオマジック | Stats | 大阪エヴェッサ |
---|---|---|
タイラー・ストーン 21得点 ジョシュ・スコット 18得点 相馬卓弥 10得点 | 得点 | キース・ベンソン 14得点 木下博之 13得点 藤高宗一郎 11得点 |
ジョシュ・スコット 11 タイラー・ストーン 6 渡邊翔太 5 | リバウンド | キース・ベンソン デイビット・ウェア 8 橋本拓哉 7 |
ジョシュ・スコット 3 渡邊翔太 3 | アシスト | 合田怜 5 |
35.3%(18/51) | 2FG% | 42.6%(20/47) |
20%(3/15) | 3FG% | 26.3%(5/19) |
72.2%(13/18) | FT% | 78.9%(15/19) |
フォトギャラリー
PGの渡邊翔太選手
SFのタイラー・ストーン選手
SGの相馬卓弥選手
Cのジョシュ・スコット選手
あと何回勝ちゲームが見れるか分かりませんが、勝ち試合を観たいです。
コメントを残す