島根スサノオマジックvs滋賀レイクスターズ【プレビュー】

島根スサノオマジックvs滋賀レイクスターズ【プレビュー】

予想スタメン

島根スサノオマジック

PG:安藤誓哉

SG:阿部諒

SF:金丸晃輔

PF:リード・トラビス

C:ニック・ケイ


滋賀レイクスターズ

PG:柏倉哲平

SG:野本大智

SF:林翔太郎

PF:オヴィ・ソコ

C:ショーン・オマラ


勝ち星表

■6勝5敗(勝率.545) 西地区6位 2021年11月9日現在

プレビュー

島根はオフに大幅なロースター刷新を行った滋賀と対戦

4連勝中の島根は、西地区6位の滋賀レイクスターズと対戦する。

滋賀は今オフも大幅なロースターの入れ替えを断行。

チームのエースだったジョーダン・ハミルトン選手や正PGだった狩俣昌也選手、3&Dとして活躍した晴山ケビン選手ら中心選手を放出

また長年、チームを指揮していたショーン・デニスHCもチームを離れるなど、大幅な刷新を行った。


新チームながら、完成度の高いチームを作ることに成功した滋賀

今季、新たにチームの指揮を執るのは、強豪スペインのアシスタントコーチを長年務めるルイス・トーレスHCだ。

トーレスHCは昨年度B2の佐賀バルーナーズを指揮し、クラブ初のB2シーズンでB2プレーオフ進出を果たすという偉業を成し遂げている。

トーレスHCのバスケは一言で言うなれば、トランジションバスケである。

積極的にスティールを狙って行き、速攻を出す。

1試合のポゼッションの回数を表す指標である「Pace」は現在リーグ1位の83.1という数字をたたき出している。

そして、その中心にいるのはオヴィ・ソコ選手キーファー・ラベナ選手の2人の選手である。


リーグNo.1PFは誰か

オヴィ・ソコ選手は、リーグ屈指のPFだ。

昨年度はフランス1部リーグでプレーし、レギュラーシーズンベスト5に選ばれた経歴を持っている。

サイズ・フィジカル・機動力・テクニックを兼ね備えたビッグマンであり、現在リーグ4位の平均21.6得点、リーグ3位の平均10.1リバウンドをマーク

マッチアップはトラビス選手と予想され、リーグ屈指のPF同士のマッチアップとなりそうだ。



フィリピントップガードであるキーファー・ラベナ選手

キーファー・ラベナ選手は、フィリピントップガードの1人である。

昨季はフィリピンリーグ(PBA)でプレーし、ガードオブザイヤーと1stチーム入りを果たしている。

インサイドに切り込むスピードとハンドリングを持つスラッシャーでありながら、高確率で外から射抜くシュート力を兼ね備えたラベナ選手は止めるのが非常に難しいと予想される。

島根は前節、エースとビュフォード選手が欠場。

ビュフォード選手の回復具合次第では厳しい戦いになるだろう。


スタッツ比較

島根スサノオマジックと滋賀レイクスターズのスタッツ比較


滋賀は現在B1トップのPace83.1をマークするチームである。

速攻を積極的に出すチームであり、島根がどう滋賀の速攻を抑えるのか注目。

滋賀は平均スティール数もリーグ3位と高く、足を使い、積極的にスティールを狙うチームである。



島根スサノオマジックと滋賀レイクスターズの平均得点トップ5


滋賀のトップスコアラーはオヴィ・ソコ選手で平均21.5得点。これはリーグ4位の数字である。

ソコ選手とマッチアップするのは、トラビス選手になると予想される。リーグ屈指のPF対決に注目。


島根スサノオマジックと滋賀レイクスターズの平均リバウンドトップ5


注目選手

キーファー・ラベナ選手

キーファー・ラベナ選手は現在、平均12.9得点・5.6アシストをマーク。

シュート効率も高く、FG成功率:44.2%、3ポイント成功率:37.0%、FT成功率:78.1%を記録している。

スコアラーとしてだけでなく、滋賀のプレーメイカーとしてプレー。

ラベナ選手にいかにストレスを与えるかが滋賀戦でのポイントの一つになりそうだ。


ペリン・ビュフォード選手

チームのエースであるぺリン・ビュフォード選手は、天皇杯から現在3試合連続で欠場中

オフェンス・ディフェンスの要の選手であり、ビュフォード選手が出場するかどうかは試合の勝敗に大きく左右するだろう。


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