はじめてのハンマーセット【バスケットボールのセットオフェンス】
今回は、ハンマーというバスケットのセットオフェンスを紹介します。
ハンマーは、名将グレッグ・ポポヴィッチ監督率いるスパーズがよく使うセットオフェンスです。
百聞は一見に如かずということで、まずはさっそくお手本を見てみましょう。
ハンマーのゴールは、ディフェンスのいないオープンな状況でコーナーからシュートを打てる状況を作り出すことです。
オープンな状況のコーナーからのシュートは、バスケットではレイアップに次いで良いシュートと言われています。
では、どうやってコーナーでオープンな状況を作り出すのか。ひとつひとつ見ていきましょう。
まず、ボールを持っているボールマンがベースラインに向かってドライブします。
次にボールマンのドライブに合わせて、シューターをコーナーでフリーにさせるためウィークサイドでバックスクリーンをします。
ウィークサイド
ウィークサイドとは、ハーフコートを中心線で左右に分けたときの、ボールマンがいない側のコートのこと
ベースラインに向かってドライブしたボールマンは、逆サイドのコーナーでフリーになっているシューターに向かってパス。
この時のパスは、ワンハンドパスがおすすめです。
ボールマンからパスを受け取ったシューターは、そのままシュート。
これが「ハンマー」の流れです。
図示すると以下のようになります。
コーナーでオープンシュートを作り出したい時に、おすすめのムーブですので、ぜひ実践してみてください。
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