転職しても、人生は大きくは変わらない
大手転職サイトのcmに、「転職して人生を変えよう」というフレーズがあった。
私はそれを聞いて、果たして転職して人生を変えることができるのだろうかと考えた。
確かに職場を変えることで、変わることはあるだろう。
それは、人間関係だったり、通勤時間だったり、給料だったり、やりがいだったり様々だ。
しかし、変わらないこともある。
それは、転職したところで自身がサラリーマンであるということである。
転職したところでサラリーマンであることは変わらない
サラリーマンは、衣食住が確保される代わりに、時間・金銭的な制約を受けるという性質を持っている。
要するに、サラリーマンでいる限り、時間とお金の自由は手に入らないのである。
もし仮に「もっと自分が自由に使える時間が欲しい」とか「もっと自由に使えるお金が欲しい」とかが動機で、転職を考えているのであれば、資本家になることをおすすめする。
ビジネスモデルを作り、資本家になることで、サラリーマンでは手に入らない時間とお金の自由を手にすることができるのだ。
もっともその代わり、資本家は衣食住の保障がないというデメリットがある。
話を大手転職サイトのcmの「転職して人生を変えよう」というフレーズに戻すと、やはりこれはポジショントークであるだろう。
サラリーマンに転職欲を掻き立て、自社の転職サイトで転職してもらうことが狙いである。
転職したところで、サラリーマンであることは変わらない。戦っている土俵は、転職前と変わっていないため、人生も大きく変わらないのである。
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