休むのに許可がいるのってクソじゃね?
今回は、「休むのに許可がいるのってクソじゃね?」って話です。
サラリーマンの方には多いと思うのですが、有給って取りづらいですよね。私が前にいた会社もそうでした。
サラリーマンって、有給がめちゃくちゃ取りづらいんです!特に民間はそう!
そして私が一番嫌だったのが、休むのに上司の許可が必要だったところでした。
休みを取るのに、毎回下のようなやり取りをしていました。
私「あの…部長、すみませんが、来週の○○日にお休みを頂きたいのですが…」
部長「はあ?!(半ギレ)お前、仕事舐めてんの?」
みたいな感じで、毎回何故か怒られていました。いや~、怖かった。
有給申請すると怒られるから、有給を申請しなくなり、結果休まず仕事をし続けるというスパイラルに陥っていました。
新卒で入った会社だったので、「社会人って辛いなあ」って思いながら当時は働いていました。
でも、何かおかしいですよね。
自分の人生なのに、何で休むのに許可が必要なのでしょうか。
自然に帰れ
かの有名なフランスの哲学者ルソーは、「自然に帰れ」と言っています。
ルソーは、自然状態こそ自由で平等で平和な状態だと考えていました。その後の文明化が、世の中を悪くしてしまった。だから自然状態の良さを取り戻そうとルソーは考えたんですね。
このルソーって人物は、めちゃくちゃポジティブな人で、人々が理性をフルに発揮すれば、全員の幸福を願う一般意思が成立し、自然権が保障されると考えていた人でした。
現実問題、色々な人がいるので、理性だけで自然権が保障されるのは難しいので、法律やルールは必要だと思います。
有給というルールも、経営者が会社を運営するために、サラリーマンが好き勝手休ませないためのルールです。
会社という組織に属する以上、そのルールに従うのはある意味当然であるということは分かります。
でも、ルソーの「自然に帰れ」って良いヒントがあると思うんです。
組織にいるからルールを守らないといけないので、組織から外れると、組織のルールは守らなくてもよくなります。
ルソーの言う自然状態にある側面では戻れるようになるんです。
例えば、江戸時代の農民は「あの…部長、すみませんが、来週の○○日にお休みを頂きたいのですが… 」なんて言っていなかったはずです。
寝たいときには寝てたと思うし、疲れていたときは休んでいたと思うし、雨が降ったら基本休んでいたと思います。
それが、自然に近い状態だと思います。
休むのに許可が必要って、所詮会社という小さな組織の中のルールなんです。
会社を抜けて、自然状態に戻って、休みたいときに休む。働きたいときに働くという生き方をしても良いんじゃないかなと思います。
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