【島根スサノオマジック】琉球ゴールデンキングスに敗れる

琉球ゴールデンキングスに敗れる

クリスマスゲームで滋賀に勝利し、B1西地区最下位から脱出した島根スサノオマジック。2019年最後のカードである第15節は、同じくB1西地区に所属している琉球ゴールデンキングスとの対戦になった。

琉球はB1西地区首位を走る強豪で、現在6連勝中と勢いにのっているチームである。

試合結果は89-69と惜しくも敗戦になってしまった。途中まで互角の展開だったので、本当にくやしい敗戦だ。

この試合が、特別指定選手の納見悠仁選手のBリーグデビュー戦になった。9分間の出場で、B1初得点も決めた。やはりまだB1の試合になれていない感があったが、それも時間の問題だろう。

今後が楽しみな選手だ。

試合展開

試合の前半は両チーム互角の展開。島根はカーター選手を中心にアウトサイド主体の攻撃、一方琉球はPGの並里選手のペネトレイトからスペースを作り3ポイントとインサイドを中心とした攻撃。

強豪チームとのがぶり四つの展開に、今日の試合は勝ったなと小さくガッツポーズをした時もあったものだ。

差が開き始めたのが、2クォーターのラスト2~3分。スティールと3Pで一気に10点差を開かれた

あとから振り返るとやはりこれが大きかった。

バスケットボールで効率が良いとされる攻め方は、インサイドと3Pである。インサイドはシュートの確実性が高く、3Pは一回のシュートで2Pと比べ1P多く得点することができる。

逆に効率が悪いとされるのが、ミドルレンジ付近から打つペリメーターシュートだ。インサイドに比べて確実性が低く、3Pに比べて得点効率が悪い

琉球と島根の差はまさにこれだった。

クーリー選手を中心としたインサイドプレーと、ブルックス選手・長谷川選手・満原選手を中心とした3Pシュートで得点を生んでいく琉球。

一方、島根はカーター選手・サマーズ選手がペリメーターショットを打つという攻め方が多かったが、入らない。カーター選手・サマーズ選手がその位置でシュートを打つと、インサイドでリバウンドを取る選手がいないのだ

それは数字にも表れていて、チームリバウンド数が琉球の44に対し、島根はそれより20個も少ない24

リバウンドが少ないと、チームのオフェンス回数は減り、相手チームのオフェンス回数は増えるので、これだけの差はやはり大きすぎるハンデキャップになる。

勝てる試合だったために、落としたのが本当にくやしいが、明日また仕切り直して勝利してもらいたい。

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